ぼっとう&よはくについて

小さな声の居場所をつくる

世の中の「普通」がちょっと苦手な子どもや大人。

例えば…

発達凸凹、HSC、LD、ギフテッド2E学童や児童館に行かない子ども、不登校、家族の病気、自分の病気。いわゆる、マイノリティと言われている人達がホッとできて、安心でき、ゆったりとリラックスして過ごせて、集まれる居場所。

お互いの困りごとについて話せるといいな、他では話題にしづらいことも話しやすい場所があるといいなとの思いで「ぼっとう&よはく」を続けています。

居場所があれば、社会とつながれる

週末によく来る地域の小学生男子二人組。ふたりで静かに楽しくswitchをしている。

よく来るので話を聞いたら、ひとりは学校に行ってるけれど、もうひとりはもう何年か学校に行っていないそう。

「ぼっとう&よはく」にきて、店番をしている大人たちとおしゃべりしたり、ふたりで遊ぶ時もあれば、一緒にボードゲームをしたりもする。居場所があるって、きっとそういう事だと思う。

本もあるし、ボードゲームや漫画もある。ゲームをしてもいい。子どもだけの場所でもなく、大人だけの場所でもない。飲み物もあるよ。

つながる事で嬉しい変化が起こせる場に

ぼっとう&よはく店主/akko

いつも多数の大きな声にかき消されてしまう声の居場所を作れたら…。

2018年に地域活動から出発した私の原点は、「ちょっと大変な子育ての親の会」でした。

娘の子育てが「あれ、普通よりなんだか少し大変な気がする?」と感じたのがきっかけでした。

自分の中の小さな声でした。世間の人が普通にやっている「学校にいく事」が苦手な子ども達、「フルタイムで働きながら、家事、育児をする事」が苦手な自分。

「絵を描くこと」や「コスプレ」や「読書」や「アニメ」等の好きなこと持っている子どもも大人も好きな事や苦手な事で繋がって、ホッとできる場になれたらと2020年3月からシェア本棚も始めました。

2021年からは、子ども食堂も始めたのですが、あまりに突っ走りすぎて息切れをしてしまい、一旦休止となってしまいます。

それでも、子ども達の居場所をやはり続けていきたいとの想いから、2023年11月にぼっとう&よはくを応援したいと集まってくれた、不登校や発達凸凹やHSCの当事者の母仲間達で「ぼっとうよはくラボ」という任意団体を作りました。

子ども食堂をはじめ、子ども関連の事業は、仲間と一緒にやっていく事にしました。

その仲間の後押しを受けて、今までの「ぼっとう&よはく」が出来ていなかった整理整頓を始めました。店内だけなく、サイトも整理整頓しました。

一人では、できなかった事が繋がる事で少しずつできるようになっていきました。

店なのに整理整頓すらできない、情けない有様のぼっとう&よはくですが、2024年11月で5周年を迎えます。

「小さな声の居場所をつくる」事と同時に、つながる事で嬉しい変化が起こせる場にしていけたらと思っています。

まだまだ発展途上で吹けば飛びそうな場ではありますが、子ども達や大人達の声を後押しに10周年を目指して頑張っていけたら…まずは、6周年を目指してがんばります。

子どもも大人ももっと遊びに来てください!